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プラスチックの自動車部品への展開

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ケーススタディで読み解く現状と近未来


プラスチックは、軽量、成形性に優れる、高性能・高機能、部品として低コストといった特長を持つために、「地球温暖化防止」と「枯渇資源の保護・延命化」の観点からハイブリッド車や電気自動車といった次世代自動車の構成材料として期待されている。
本書では、第Ⅰ編・総論で次世代自動車の将来展望とプラスチックへの期待を概観する。ついで第Ⅱ編・部品編で、プラスチック製自動車部品を14の分野に分けて採用動向と近未来における展望をケーススタディを踏まえて具体的に考察する。なお、ボディ外板と構造部品、電気・電子部品には特に重点を置いて考察する。また、第Ⅲ篇・環境編において、有害化学物質、車室内VOC、植物由来プラスチック、リサイクルについて現状分析と将来展望をする。
本書は、自動車部品用プラスチックに携わる研究者・技術者、ビジネスパーソン諸氏が、技術開発やビジネスの方向性を得るために一読を期待する一冊である。
岩野昌夫 著
A5判 496ページ
2011.10.01

■目次

はじめに
プラスチック,エラストマーの記号・略号


第Ⅰ編 総論―成長を続ける自動車用プラスチック―

1 はじめに
2 プラスチックの構成比・使用量の推移
2.1 自工会の原材料構成比推移データ
2.2 乗用車メーカーの公表データ
2.3 国内車におけるプラスチックの種類別増減のトレンドとその理由

3 近未来の自動車における主要ニーズとプラスチックへの期待
3.1 主要ニーズ
3.2 主要ニーズへの対応のためのプラスチックへの期待

4 次世代自動車(HEV,PHEV,EV)におけるプラスチックの展開
4.1 JHFC のデータ(一次エネルギー投入量とCO2 総排出量)
4.2  ガソリン車,HEV,PHEV,EV の燃費・電費,航続距離,走行コストと車両購入コスト
4.3 HEV,PHEV,EV における部品のプラスチック化への期待
4.4  プラスチックの自動車部品への適用判断のためのLCA 解析の有効性

第Ⅱ編 プラスチック製自動車部品

第1章 バンパー,フェーシア
1.1 バンパー,フェーシア
1.2 バンパーへのプラスチック採用の歴史
1.3 衝撃吸収式バンパーシステムの開発
1.4 プラスチック製バンパーシステムのケーススタディ(国内)
1.5 近未来への展望

第2章 外装部品
2.1 外装部品
2.2 外装部品に要求される特性
2.3 プラスチック採用の歴史
2.4 プラスチック採用の理由
2.5 主要部品のプラスチック化状況
2.6 近未来への展望

第3章 ボディ外板
3.1 ボディ外板
3.2 プラスチック採用の歴史
3.3 国内におけるプラスチック製ボディ外板のケーススタディ
3.4 プラスチック外板のこれまでの動向と近未来における期待

第4章 内装部品
4.1 内装部品
4.2 内装部品に対する要求性能
4.3 内装部品へのプラスチック採用の歴史
4.4 内装部品のプラスチック化における近年のトレンド
4.5 主要内装部品のプラスチック採用状況
4.6 内装部品のプラスチック化に関する近未来への展望

第5章 エンジンルーム内部品
5.1 エンジンルーム内部品
5.2 エンジンルーム内の環境と部品に対する要求性能
5.3 エンジンルーム内部品へのプラスチック採用の歴史
5.4 主要エンジンルーム内部品のプラスチック採用状況
5.5 近未来への展望

第6章 燃料系部品
6.1 燃料系部品の構成
6.2 燃料系部品に対する要求性能
6.3 プラスチック採用の現状と動向
6.4 主要部品のプラスチック採用状況
6.5 近未来への展望

第7章 機構部品
7.1 機構部品
7.2 機構部品に対する要求性能
7.3 機構部品におけるプラスチック化の動向
7.4 近未来への展望

第8章 機能部品
8.1 機能部品
8.2 ドア周辺の機能部品のプラスチック化動向
8.3 空調(エアコン)システム
8.4 回転体用耐摩耗性部品
8.5 高強度発泡プラスチックの鋼板補強体
8.6 近未来への展望

第9章 構造部品
9.1 構造部品と機能
9.2 軽量材料の特性対比
9.3 構造部品への応用開発
9.4 構造部品への応用事例0
9.5 近未来におけるプラスチック・コンポジットの構造部品への採用の期待

第10章 電気・電子部品
10.1 電気・電子部品
10.2 電気・電子部品に対する要求性能とプラスチック化の利点
10.3 電気・電子部品用プラスチックの物性比較
10.4  カーエレクトロニクスの主要な電気・電子部品におけるプラスチック採用の現状と近未来への展望
10.5 パワーエレクトロニクス用電気・電子部品
10.6 HEV,EV 用パワーエレクトロニクスシステム・部品
10.7 高熱伝導性材料の開発
10.8 電気・電子部品用プラスチックへの近未来における展望

第11章 光学系部品
11.1 光学系部品
11.2 光学系部品のプラスチック化動向
11.3 近未来への展望

第12章 グレージング(窓ガラス)
12.1 グレージング(窓ガラス)
12.2 グレージングのプラスチック化動向
12.3 グレージングに関する国内の法規制と規格
12.4 グレージングのプラスチック化検討の経緯と採用状況
12.5 プラスチック・グレージングの近未来における展望

第13章 衝突安全部品
13.1 衝突安全部品
13.2 国内における自動車事故の状況と対策
13.3 プラスチック採用の動向
13.4 安全部品のプラスチック化に関する近未来への展望

第14章 振動・騒音対策部品
14.1 振動と騒音
14.2 騒音対策
14.3 振動・騒音対策部品の採用動向
14.4 近年のトレンドと近未来への展望

第Ⅲ編 環境―人と環境への優しさ―

第1章 有害化学物質
1.1 自動車部品に含有されている有害化学物質
1.2 自動車部品用プラスチックに含有されている化学物質
1.3 有害化学物質に対する法規制・制度
1.4 EU における電気電子機器と自動車に対するリスク管理の状況
1.5 国内におけるELV 中の有害化学物質に対する取り組み
1.6 近未来への展望

第2章 内装部品におけるVOC
2.1 車室内VOC
2.2 住宅内におけるVOC に起因する「シックハウス症候群」
2.3 車室内VOC 問題
2.4 車室内VOC の測定方法
2.5 車室内VOC の測定結果
2.6 自工会の車室内VOC に関する自主取り組み
2.7 国内自動車メーカーのVOC 低減化対策の状況
2.8 内装部品メーカーのVOC 低減化対策の状況
2.9 プラスチック(POM)メーカーのVOC 低減対策の状況
2.10 ポリマー製品に含有されているVOC とその低減化対策の状況および今後への期待
2.11 VOC 低減化のための近未来への期待

第3章 植物由来プラスチック・繊維
3.1 植物由来プラスチック・繊維の意義
3.2 植物由来プラスチック・繊維の内装部品への採用の経緯
3.3 植物由来プラスチック・繊維製内装部品のケーススタディ
3.4 近年における新規植物由来プラスチックの開発状況
3.5 近未来における植物由来プラスチックへの期待
 
第4章 プラスチック部品のリサイクル
4.1 「自動車リサイクル法」の成立
4.2 「自動車リサイクル法」成立の経緯と目的,ELV のリサイクル目標
4.3 「自動車リサイクル法」成立後のASR リサイクル化の経緯
4.4 ASR 中の高分子系有機材料のリサイクル技術開発と適用状況
4.5 リサイクル技術と応用についての近未来における展望と期待

索引

■著者略歴

1941年 徳島市に生まれる。1966年 東京大学教養学部基礎科学科卒業。1968年 東京大学理学系大学院相関理化学課程修士課程修了。1968年 三菱化成工業(株)(現三菱化学(株))入社。1978‐1980年 三菱自動車工業(株)乗用車技術センター材料技術部へ出向し、RIMウレタン製自動車内外装部品の内製化のための技術開発に従事。1986年 デュポン(株)入社、自動車関連事業部にてエンジニアリングプラスチックの市場開発・営業に従事。1998年 エムスケミー・ジャパン㈱入社。ナイロン樹脂技術部長・営業部長。2002年 ポリマー技術・ビジネス開発研究所を主宰し、自動車用プラスチック関連のコンサルティング業務に従事。

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