日工の技術雑誌

蓄熱技術の設備への活用
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K1609z

蓄熱技術の設備への活用

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建築設備と配管工事 2016年9月増刊号

徹底した省エネルギーの推進に向けて、蓄熱技術が改めて注目されています。中でもヒートポンプ・蓄熱システムは電気の需要の平準化や省エネルギーに有効な技術として広く普及しています。本増刊号では、蓄熱材料から各種蓄熱技術を中心とした基礎的な解説、また、虎ノ門ヒルズを始めとした各種施工例、リニューアル事例等で具体的に紹介いたします。

B5判 本文100ページ
2016.9.7

目次


○蓄熱技術の動向/(一財)ヒートポンプ・蓄熱センター/南島正範
ヒートポンプ・蓄熱システムは電気の需要の平準化や省エネルギーに有効な技術として広く普及してきた。近年、徹底した省エネルギーの推進に向けて、蓄熱技術が改めて注目されている。本稿では、非住宅建築物の蓄熱技術を中心に至近の動向について紹介する。

○蓄熱セラミックスと外場スイッチング機能/東京大学/大越慎一/筑波大学/所 裕子
省エネルギー社会を目指す現在、蓄熱材料が注目を浴びている。本稿では、筆者らが新しく開発した新しいタイプの蓄熱材料“蓄熱セラミックス”を紹介する。この材料は、蓄熱したエネルギーを永続的に保存でき、圧力をかけると蓄熱したエネルギーを放出できるという特性をもつ。また、熱·圧力·光·電流などの外部刺激で相転移を制御できるスイッチング材料である。

○保持温度を自由に選択できる新しいタイプの蓄熱材/足利工業大学/新髙誠司
本稿において、保持温度を自由に選択できる新しいタイプの潜熱蓄熱材である二酸化バナジウムの固溶系の蓄熱特性について紹介し、本系の特色と従来使用される潜熱蓄熱材に対しての特長について解説する。

○水蓄熱槽/新日本空調㈱/井口泰男
はじめに、水蓄熱槽の特徴と優位性を述べ、方式の分類と概要まとめる。次に、計画・設計のポイントと注意点をCFD解析例を交えて解説する。更に、既存施設の改修調査とその実態、および主な施工作業内容を概説する。最後に、具体的施工と性能評価の事例を紹介する。

○躯体蓄熱空調システム/㈱竹中工務店/粕谷 敦・鈴木厚志
エネルギー利用平準化の方策として、建物躯体を蓄熱媒体とする躯体蓄熱がある。躯体蓄熱は、熱源方式に依存せず導入でき、二次側空調機等の容量低減が可能となる。本稿では、躯体蓄熱空調システムについて、これまでの事例と今後の活用展開について報告する。

○相転移を応用した蓄熱技術/㈱KRI/上殿紀夫
相転移による潜熱を応用した蓄熱技術として、結晶性高分子の応用と二酸化バナジウムに他の金属元素を付加した酸化物の応用について整理した。同時に、その特性を他の蓄熱技術との比較において評価し、蓄熱技術として有用であることを示した。

○潜熱蓄熱材/エネバンクの利用による温室の省エネルギ―化/㈱ヤノ技研/矢野直達/クボタアグリサービス㈱/小田文明
室内設定温度と暖房期間をパラメーターとしてモデル温室での期間暖房負荷特性を示すとともに、エネバンクを採用した場合のボイラーのA重油節減量およびヒートポンプの電力節減量を数値化した。この省エネルギー性は実温室での比較試験でも裏付けられている。

○外断熱とヒートポンプによる省エネ建物/新企画設計㈱/林 貞義
外断熱施工の建物において、複層ガラス建具や熱交換換気との組合せにより、室内上下温度差の少ない室内環境づくりを行うとともに、ヒートポンプ空調、ヒートポンプ貯湯給湯、オール電化の採用により、環境に優しく安全で省エネ効果のある建物づくりを行った。

○放射冷暖房パネル「サーモマイルド」の紹介/三菱樹脂インフラテック㈱/横山昌弘
住宅の高気密高断熱化が進む中で着目されている暖冷房輻射システムであるが、意匠・施工・メンテなど非常に高いポテンシャルを持っている冷暖房輻射パネル『サーモマイルド』を施工実例と共に紹介する。

○品川シーズンテラスにおける下水熱の利用/東京都下水道局/山田欣司
下水は需要の多い都市部に多く存在し、気象等による影響が少なく安定しているため、年間を通じて昼夜を問わず活用ができる。本稿では平成27年5月にオープンした芝浦水再生センター(港区)の上部空間を利用して建設された環境先進ビル「品川シーズンテラス」での下水熱利用について紹介する。

○氷蓄熱槽の更新事例/積水アクアシステム㈱/上田周司
導入から20年近く経過した氷蓄熱システムが多くなり、近年は更新事例が増えている。本稿では更新が容易な氷蓄熱槽の特徴、更新時の注意点、維持管理のポイントなどを、実際の導入事例を織り交ぜながら紹介する。

○大規模蓄熱槽活用事例/虎ノ門ヒルズ/森ビル㈱/大森一郎/㈱日本設計/佐々木真人
「国内最高水準のカーボンマイナス性能」を実現し先導的な役割を担った本プロジェクトの特徴である、超高効率熱源LOBAS(Low-carbon Buildingand Area Sustainability)システムを本稿で紹介する。

○小諸市庁舎等整備事業/㈱石本建築事務所/関根能文・田中宏樹・旭 翔一
長野県小諸市が街の活性化や地域医療の機能維持といった活力のある都市のリノベーション、コンパクトシティを目指して策定した「低炭素まちづくり計画」の集約区域に建設された小諸市庁等の整備事業、「低炭素まちづくり計画」を契機としたエネルギーサービス事業について紹介する。

○大学施設のトータルビルコミッショニング/名古屋大学/奥宮正哉
トータルビルコミッショニングを行った大学施設の概要、設計時・施工時のコミッショニングの体制、検証内容を紹介した。また運用時の検証としてエネルギー性能の分析、OPR(OwnersProject Requirement)との照合などの結果を示した。

○ヨンデンビル新館の継続コミッショニング/四国電力㈱/天野雄一朗/㈱安井建築設計事務所/小林陽一/㈱四電技術コンサルタント/小野坂充央・安岡稔弘/(元)京都大学/吉田治典
ヨンデンビル新館のコミッショニングは、NPO法人建築設備コミッショニング協会がシミュレーションを担当し、各種の設定値や制御方法の変更および設備改善を行った。更なる省エネルギー・負荷平準化の維持・改善に努め、2013年度には1次エネルギー消費量934[MJ/㎡・年]を達成した。

○コージェネ排熱の高密度蓄熱を実現する蓄熱材料の開発/東邦ガス㈱/中村洸平・伊奈 孝
ガスエンジン温水排熱の時間差利用を想定して蓄熱材料を探索し、排熱温度帯(約90℃)で温水の約10倍の蓄熱密度を示す新規潜熱蓄熱材(PCM)を見出した。蓄熱密度が高いため、PCMを充填した蓄熱槽は、従来貯湯槽のサイズを約1/3に低減できると見込まれる。

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