日工の技術雑誌

光アライアンス 2017年8月号
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Oa1708

光アライアンス 2017年8月号

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■特集:拡がるレーザー治療
○末梢型肺癌に対する光線力学的治療(photodynamic therapy:PDT)の臨床研究
/日本医科大学/井上達哉・臼田実男
日本人の平均年齢の延長により超高齢者の肺癌は増えた。末梢型小型肺癌に対する光線力学的治療の標準化に向け、日本医科大学付属病院など4施設の倫理委員会で承認され、PDTを末梢の肺癌に応用する臨床試験が2016年4月より開始された。本稿ではその手法について述べる。

○皮膚レーザー保険適応疾患の治療の検討
/湘南鎌倉総合病院/山下理絵・松尾由紀・近藤謙司
皮膚レーザー治療は、1996年4月に保険承認され、2012年4月、さらに2016年4月に改正された。本稿では、当院で行っている皮膚保険レーザー治療について述べる。

○口腔内治療に用いるレーザー機器の有用性と今後の期待
/愛知学院大学/吉田憲司
口腔内治療に用いるレーザー機器の応用範囲は広がってきており、国内、海外における新しい取り組みや機器開発の動向について解説するとともに、臨床使用の実際および有用性と今後の期待について述べる。

○高齢社会におけるレーザー齲蝕治療の有用性
/北海道医療大学/斎藤隆史
歯科領域で齲蝕治療におけるレーザー応用症例の提示と、高齢社会において高齢者の口腔内に多発する根面齲蝕の予防のためのレーザー応用の可能性について述べる。

■製品特集:レーザー加工技術の進化
○Yb-InnoSlabレーザーの産業・研究用途への導入
/(株)日本レーザー/諸橋彰
基礎研究や産業といった分野に関わらず新しいアプリケーションでは、200Wを超えるような高い平均出力に加え、パルスパラメータを柔軟に設定できるような高性能のレーザーが求められる。穿孔、切断、OPCPAポンプのような一部のアプリケーションで、ミリジュールレベルの高いパルスエネルギーが必要とされる一方、表面構造形成などにおいてはMHz単位の高繰返し周波数パルスや特殊なバーストモードのように出力パルスについての要件が重要となる。この用途では同時に1ps未満の短パルス幅、高い安定性、低ノイズといった特性も不可欠である。InnoSlabレーザー増幅器のコンセプトは、CPAや再生増幅技術を用いず、その独自の特長によって前述のようなレーザービームパラメータを、シンプルな技術、高い安定性、省スペースで実現するものである。

○微細レーザー加工の最前線
/スペクトラ・フィジックス(株)/大野剛
市場での認知が進むハイブリッドファイバーレーザーQuasar(ナノ秒)及びIcefyre(ピコ秒)を紹介、特に最近発表したIcefyreにおけるユニークなバーストパルス運転(TimeShift ps機能)の特長及び微細加工における優位性を中心に紹介する。

○さまざまな加工に対応できる半導体レーザー光源ラインアップ
/浜松ホトニクス(株)/藤原淳志
樹脂溶着、金属加工など様々な加工用途に対応した当社の半導体レーザ光源製品群を紹介するとともに、製品の高性能化やユーザとの連携によって可能になった高度な加工例について説明する。

■解説
○蛍光温度プローブと蛍光寿命測定による細胞内温度イメージング
/奈良先端科学技術大学院大学/稲田のりこ/東京大学/内山聖一
蛍光温度プローブと蛍光寿命イメージング顕微鏡を組み合わせることにより、生物にとって重要な物理量である「温度」を、一細胞レベルの高空間分解能で高感度に検出する手法を開発した。

○ファイバレーザー応用技術の基礎
/名古屋大学/西澤典彦
本稿では、進展の著しいファイバーレーザー技術について、超短パルスファイバーレーザーの基礎から、最近トピックになっている光周波数コムへの応用展開について、筆者等の成果を中心に紹介する。

○テラヘルツ分光でみる太陽電池材料・デバイスの光励起キャリアダイナミクス
/大阪大学/山下元気・松原英一・永井正也・芦田昌明
光電変換デバイスの性能向上に向けたテラヘルツ周波数帯の光伝導測定について紹介し、光伝導の絶対値評価と光学測定が得意とする非接触でピコ秒の時間分解能の測定の両者を併せ持つ分光手法の有用性について解説する。

○OCT Angiography
/京都大学/大音壮太郎
光干渉断層計(optical coherence tomography:OCT)は、非侵襲的に眼底の断層像をイメージングする機器である。近年、OCT信号から眼底に存在する血管情報を抽出し、画像化するOCT Angiography技術が注目されている。本稿では、OCTの基本およびOCT Angiographyの基本原理、注意すべきアーチファクトについて説明する。

○光神経生理学の幕開け
/山梨大学/喜多村和郎
脳神経科学の進展に大きく貢献している光技術、特に、2光子イメージングと光遺伝学(オプトジェネティクス)についてその概要と応用例を解説する。

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