日工の技術雑誌

建築設備と配管工事 2017年8月号
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K1708

建築設備と配管工事 2017年8月号

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■特集:ヒートポンプ設備・機器の現在
○〔巻頭言〕最近のエネルギー情勢とヒートポンプ技術の役割
/(一財)ヒートポンプ・蓄熱センター/曽我拓央
一昨年、採択されたパリ協定が昨年発効され、日本の約束草案では2030年度温室効果ガスの26%削減目標が掲げられた。この目標に対し、国のエネルギー政策の中でも重要技術とされるヒートポンプについて、エネルギー情勢を踏まえ、技術動向や事例を紹介する。

○90℃の熱風を実現した高効率空気熱源ヒートポンプ「熱Pu-ton」
/三菱重工サーマルシステムズ(株)/赤塚 啓
産業分野における省エネルギー化のニーズに応えるものとして、日本で初となる90℃の熱風供給が可能な空気熱源ヒートポンプ式熱風発生装置“熱Pu-ton”を開発した。ドライラミネータへの適用事例では蒸気ヒータ対比ランニングコスト5割低減を確認した。

○空冷ヒートポンプ式モジュールチラー「HEXAGON Force」
/ダイキン工業(株)/小林大悟
近年の大規模建築物の増加、省エネ化、更新時期を迎えている吸収式冷凍機からの熱源転換による更新需要等により、冷凍機を連結して増設できる空冷モジュールチラーの比率が増加傾向にある。本稿では、同社の空冷モジュールチラーの概要、変遷、ラインアップ、新商品「HEXAGON Force」、「スタイルフリーチラーJIZAI」を紹介する。

○ユニバーサルスマーX EDGEシリーズの開発
/東芝キヤリア(株)/松下 馨
高効率ツインロータリーコンプレッサや加熱性能低下を抑制するデフロスト制御を新規開発し、省エネ性が高く大容量で加熱性能を向上した空冷ヒートポンプ式モジュール型熱源機(ユニバーサルスマートXエッジシリーズ)の開発について紹介する。

○廃熱回収専用 直膨型水冷式ヒートポンプ給湯システム
/サイエンス(株)/桑原 崇
空調用のヒートポンプでは直膨型が主流であるのは承知の通りだが、ヒートポンプで廃熱回収を行う場合は、排水の影響が大きく直膨で熱回収することは困難であった。しかし省エネルギーの観点から更なる廃熱の有効利用が求められている。特に通年で温排水が発生する食品工場やリネン工場、温浴施設等では廃熱回収の効果は大きい。当社では、ろ過装置で培ってきたノウハウを基に、電力会社と共同で廃熱回収効率の高い直膨型水冷式ヒートポンプ給湯システムの開発を進めてきたのでここに紹介する。

○GWP<1冷媒を適用した高効率ターボ冷凍機
/三菱重工サーマルシステムズ(株)/清水和美
地球温暖化係数(GWP)が1未満でオゾン層も破壊しない環境負荷が極めて低い冷媒「HFO-1234ze(E)」を採用した次世代型ターボ冷凍機の「GART-ZEシリーズ」を開発した。固定速機2,000冷凍トンモデルの定格COPは6.4で、世界トップクラスの省エネ性を発揮する。

○ノンフロン次世代冷媒採用ターボ冷凍機
/トレイン・ジャパン(株)/松村一美
冷凍・空調機器は低GWP冷媒への転換期にあるが、ターボ冷凍機においては超低GWPのノンフロン次世代冷媒を採用することができた。本稿では、その冷媒および冷凍機について紹介する。

○低GWP冷媒を使用する荏原の高効率ターボ冷凍機
/荏原冷熱システム(株)/天野俊輔
地球温暖化防止のためにHFC冷媒を低GWP冷媒に転換する必要があり、グローバルでHFC総量規制が始まろうとしている。当社はターボ冷凍機に、低GWPと現行冷媒同様の安全・安心を両立でき、冷媒に対する本質的なニーズを全て満足するHCFO-1224yd(Z)を採用し、低GWP冷媒ターボ冷凍機の開発を進めている。

■最新技術情報
○100℃以下の低温廃熱を利用可能な吸着材蓄熱システムの開発
/高砂熱学工業(株)/石原産業(株)/大塚セラミックス(株)/森松工業(株)/日野自動車(株)/(国研)産業技術総合研究所
高砂熱学工業、石原産業、大塚セラミックス、森松工業、日野自動車、産総研は、産総研が開発した100℃以下の低温廃熱を利用可能な蓄熱材ハスクレイをベースに、NEDOの助成事業において、高性能化した蓄熱材の量産製造技術を確立し、同蓄熱材を組み込んだ高密度・可搬コンパクト型蓄熱システムを開発した。

○給湯器の貯湯タンクの転倒防止について
/(独)国民生活センター/岩崎直子

○建物維持管理に役立つBIM活用手法
/(株)竹中工務店/小川敦史

○CFDにおけるBIM連携とVR活用
/(株)日建設計/永瀬 修
話題のVRを温熱環境や風環境を体感することに活用したいと考え、このたびCFDソフトウェア FlowDesignerのVR機能の開発にユーザーとして参加させていただいた。本稿では、開発した VR機能と、BIMとCFDの連携についてあるオフィスビルの事例を用いて紹介する。

○「酸化被膜工法TM」赤錆を黒錆化する伝承水改質法の工業技術化
/都市拡業(株)/田尻惠保・神谷信行・石川光男
老朽配管の薄くなった管厚を赤錆の黒錆化で元の厚さに復元する新工法の紹介。これは「酸化被膜工法 TM」(NETIS登録No.KT-160018-A)とよばれ伝統的な水改質の技法を起源としているが、改良が重ねられ、水改質の尺度を計測する測定技術も兼ね備えて完全に工業技術として完成した。

■解説
○建設業法令遵守ガイドラインの改訂について
/国土交通省

○トイレ内 操作系ピクトグラムの業界標準化
/(一社)日本レストルーム工業会/濵﨑正直

○ポリエチレン粉体ライニング鋼管の開発実用化40周年を迎えて(前編)
/IDE研究所/井出浩司

■竣工事例
○第26回BELCA賞「調布市総合体育館」
/(株)久米設計/油谷康史
調布市総合体育館は、建物の周囲を地中に埋設し、公園と一体化した建物で32年前に建設された。土の断熱性や熱容量を巧みに利用した他、熱源の排熱回収、自然換気・採光などを採用した建物である。現在も市民に広く利用されており、第26回BELCA賞を受賞した。

○第26回BELCA賞「石橋迎賓館」
/(株)松田平田設計/浦詰佳憲
築80年を迎えた石橋迎賓館を、現代の技術を用いて建物の維持管理性能の向上を図り、竣工時の姿へのリノベーションを行った。さらなるロングライフ化を実現するために、意匠への影響を抑えた手法で耐震補強、空調の冷暖房化を行い、時代に即した性能の確保を行った。

○大光電機(株)新技術研究所
/(株)大林組/山本雅洋・藤井 梢
照明メーカーである大光電機(株)の新技術研究所を題材とする。事務室の設備計画と、施主と共同開発した照明制御のIoT技術を活用した新しい建築設備の統合制御のうち、照明と空調を連携させて快適性の確保と省エネの両立を自動で行うシステムについて紹介する。

■シリーズ
○建築設備・非構造部材の耐震14
地震による死亡原因と建築設備・非構造部材の落下
/東京工芸大学/水谷国男
地震による死亡原因について、阪神・淡路大震災や東日本大震災、熊本地震などでの報告をもとに震災関連死を含めて分析した。また、車中泊を続けた理由に「屋内が怖い」という回答が多かったことから、天井・設備の落下速度と衝撃力の関係を検討した。

○シリーズ:外国の環境保全および建築設備事情83
あなたは北極海の氷を年にどれだけ溶かしているか?
/元(株)森村設計/前島 健
本稿においては、北極海の近年の海氷域面積の縮小とその影響および世界の人一人が1年に溶かす北極海の海氷域面積を紹介する。

■Le petit pouce ペットと暮らす 159
○テントウムシの夏休み

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