わが国では今後も高い確率で大地震の発生は予想されており、国内のプラント配管設計において耐震は欠かすことのできない重要な要素となっています。この講座では耐震設計の最も重要な基本的事項である、配管強度設計からはじめ、高圧ガス設備等耐震設計基準、そして、設備の運転供用中に遭遇する確率の高い地震動のレベル1耐震性能評価で用いられる許容スパン法と修正震度法までを、わかりやすく解説しています。
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講師:
安藤文雄 (E&Sコンサルタント、元千代田化工建設、元日本インターグラフ)
DVD100分+テキスト
※テキストの追加販売(1部3,300円)もいたします。
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netsale@nikko-pb.co.jp
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◆講義目次◆
1. 配管強度設計
・配管強度設計とは?
・配管強度設計の手順
・荷重/応力分類
2. 高圧ガス設備等耐震設計
・保有すべき耐震性能
・耐震設計手順ほか
3. 許容スパン法
・許容スパン法とは?基本的な考え方
・配管スパン長/配管スパン投影長
・付加重量がある場合の補正
・分岐管の扱い
・配管支持構造体の地震時変位量の計算方法
・許容スパン法の定量的な感覚
4. 修正震度法
・耐震設計用許容限界
・地震力による応力
・繰り返しの応力範囲
・フランジ継手の耐震性能評価
・弁の耐震性能評価
・伸縮継手の耐震性能評価
・塔槽ノズルの耐震性能評価ほか
・耐震設計条件と設計震度の算出
・異なる配管支持構造体の相対変位量ほか
■講師略歴
安藤 文雄(あんどう ふみお)
E&S コンサルタント 安藤
元日本インターグラフ株式会社
元千代田アドバンスト・ソリューションズ株式会社
元千代田化工建設株式会社
1977年3月早稲田大学大学院理工学研究科終了。千代田化工建設に入社し、配管系地震応答解析コードの開発、改良に従事した後、国内、海外の石油・石油化学・原子力関連プロジェクトの配管強度設計、耐震設計、振動対策に関して多くの業務を実施した。さらに、高圧ガス保安協会(KHK)の高圧ガス設備等耐震対策検討委員会に参加し、配管系の耐震設計基準の耐震告示策定に携わった。
2002年4月、千代田アドバンストソリューションズに移籍し、配管系、および圧力容器等の構造解析に関する豊富な知見と経験をもとに、国内、海外の幅広い技術コンサルテーションに従事した。
2011年8月、日本インターグラフ株式会社に移籍し、配管系応力解析プログラム「CAESAR II」のテクニカルサポートなど技術的なコンサルテーションを行うとともに、2013年1月から技術1部部長としてインターグラフ製品のカスタマーサービス全般のマネージメントを担当した。
2017年1月個人事業を開業し、プラント設備設計コンサルタントとして付加価値の高い技術コンサルテーションを行っている。
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