日工の技術雑誌

光アライアンス 2018年1月号
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Oa1801

光アライアンス 2018年1月号

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■特集:フォトンレベルで光を活かす
○フォトンカウンティングX線CT
/静岡大学/青木 徹/(株)ANSeeN/小池 昭史
「フォトンカウンティング」は可視光では計測やイメージングで極微小な光を検知したり撮像したりする技術として認知されつつある。生体から発する極微小な光の計測やイメージングは新しい分野の研究を切り開く、極限イメージングの一端を担っている。本稿では、フォトンカウンティングCTで切り開かれる新しいイメージングと、その技術について紹介する。

○フォトンカウンティング形X線CTが可能とする技術
/法政大学/尾川 浩一
X線CTの領域では、エネルギーごとに光子数を計測する技術が研究されており、これによりk吸収端イメージングや媒質同定が可能となる。本稿では、新たに開発した検出器とそれを用いた応用技術について紹介する。

○バイオフォトンによる生体酸化ストレス画像化技術
/東北工業大学/小林 正樹
バイオフォトンは、生体内で産生した活性酸素による生体構成物質の酸化的励起を起源とする極微弱発光であり、活性酸素の産生と抗酸化能のバランスが酸化側に傾いた状態である生体の酸化ストレス状態に関する指標として利用することができる。本稿では、関節リウマチモデルマウスによるバイオフォトン画像計測や紫外線照射によるヒト皮膚のバイオフォトン画像計測およびバイオフォトンの同時多波長分光分析を取り上げ、バイオフォトンの酸化ストレス画像計測法としての可能性について紹介する。

○超伝導技術を応用した単一光子分光計測
/(国研)産業技術総合研究所/丹羽 一樹・沼田 孝之・服部 香里・福田 大治
光の最小単位である光子を一つずつ、そのエネルギー情報を含めて計測することができるTESの動作原理、光検出特性、そして分光イメージングへの応用に向けた技術開発について紹介する。

○食品から発生するフォトンで計る品質評価技術
/(国研)農業・食品産業技術総合研究機構/蘒原 昌司
食品素材から自発的に生じるフォトンを利用した品質評価の可能性から、食品の放射線殺菌履歴を検知する技術、さらに放射性物質の計測にまで用いられる技術まで紹介する。自発的に発生するフォトン計測では、一般化学分析より早く発光量の変化として検知でき、PSL装置は、放射線殺菌履歴を非常に短時間で分析できる。また、NaI(Tl)計測器は給食センターに設置され、食品安全確保に役立っている。目に見えないフォトン計測は研究段階から実用まで多くの食品計測に役立っている。

○大規模な光量子コンピュータをいかに実現するか
/東京大学/武田俊太郎・古澤 明
光の量子コンピュータの研究は、いまだ小規模な原理実証実験に留まっている。本稿では、光量子コンピュータを実用レベルにまで大規模化する上でのボトルネックに言及し、それを克服するための我々独自の「レシピ」を紹介する。

■解説
○半導体レーザーを用いた新しい照明の応用
/ウシオ電機(株)/小田 史彦
半導体レーザの高出力・高効率化に伴い注目される技術であるレーザ照明の応用例として、検査用照明へのレーザ応用、レーザ励起による高輝度白色光光源、流体可視化用照明光源を紹介する。

○次世代半導体を見据えたCu-CMP加工
/大阪大学/高谷 裕浩
水酸化フラーレンを研磨砥粒とする新たな反応性ナノ粒子・スラリーを利用した、次世代Cu-CMP技術の確立を目指して、化学的研磨メカニズムに基づいた、超平坦化ナノ加工プロセスの基本特性について紹介する。

○原発性悪性脳腫瘍の光線力学的診断と治療
/東京医科大学/秋元 治朗
我が国で開発されたTSと半導体レーザー光を用いたPDT(光線力学的治療)は、原発性悪性脳腫瘍に対する治療などで世界的に高い評価を受けている。本稿では、その診断と治療、および今後の展開について要諦をまとめた。

○嚥下障害に対する新たな低侵襲アプローチ法
/久留米大学/千年 俊一
医療に使用されるレーザー光源は、その適用対象によって最適な波長が選択されている。近年、嚥下障害においては、炭酸ガスレーザーを用いて経口的に輪状咽頭筋を切除し、食道入口部を開大させ食物の通過を良好にする手術が注目されている。

○光触媒と蛍光材料を活用した紫外線励起加工
/立命館大学/田中 武司
紫外線照射下で、電子と正孔の移行を積極的に利用し、量子理論に則った、新奇な加工概念を創造・提案している。医療材料と次世代半導体の平滑化加工を通して、紫外線励起加工(U-RAM加工)を紹介する。

○レーザー切断の概要とファイバレーザー切断機
/小池酸素工業(株)/畠山 航
近年、鋼材の熱切断を行う上でレーザー光が使用されることが多い。本稿では、16mm以上の鋼材の切断に使用されるレーザー切断の概要と特徴及び最近のレーザー切断技術について紹介する。

■製品ガイド
○各社一押し!非球面レンズ

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