日工の技術雑誌

画像ラボ 2021年1月号
商品コード:
Ga2101

画像ラボ 2021年1月号

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2,178 円(税込)
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2,178 円(税込)
■解説
〔FA〕
○AIによる目視検査工程の省人化ソリューション
/日本電気(株)/横井 英彦・高木 和久・祐成 光樹・深見 友彦
当社ではラインセンサ・画像処理専業メーカと共創し、工場現場向けとしてAIによる目視検査工程の省力化ソリューションを立ち上げている。デジタル化の適用領域は画像による設備の異常や故障予兆検知等へと拡がりをみせており、当社では今後とも工場全体のデジタル化・スマートファクトリー化に向けた取り組みを進めていく。

〔外観検査 解析・計測〕
○ディープラーニングに不向きなユースケースに最適なアルゴリズム
/(株)ゼータ・ブリッジ/安藤 尚隆
泳ぎ回る魚や自動車部品で高い認識精度を実現した自動認識システムが注目されている。検査装置およびディープラーニング型では精度が上がらない検査を解決する「アルゴリズム開発型」の自動検査方式「ABHB」の開発者がそのメカニズムを解説する。

〔商業支援〕
○YOLO v3を用いた注目物体自動検出手法の提案
/奈良先端科学技術大学院大学/馬場 建/同志社大学/槇原 絵里奈・米田 浩崇
アイトラッカーにより取得した視線情報と、YOLO v3という物体検出手法を組み合わせることで、注目物体を自動検出する手法を提案する。また、提案手法の精度検証を行なうとともに、提案手法により新たに可能となる分析手法を紹介する。

〔認識・検出〕
○食品チラシ画像を用いたレシピ推薦システム
/青山学院大学/金子 直史
スーパーマーケットなどの食品チラシは、特売情報や、その日に手に入る食材情報を得られる媒体であるが、そこから献立を考えるのは人間である。本稿では、献立を考える助けとなることを目指し、食品チラシ画像から、チラシに記載された食材を用いたレシピを自動で推薦するシステムを紹介する。

〔農林水産業支援〕
○ドローン空撮画像を利用した新しい牧草育種評価法
/(国研)農業・食品産業技術総合研究機構/秋山 征夫
日本の酪農・畜産における飼料生産のコスト低減と国産100%化は重要な課題である。その達成のためには優良牧草品種の開発が不可欠で、効率的な育種評価法の開発が望まれていた。そこで、UAVによって得られる空撮画像を利用して新しい牧草育種評価法を開発した。

〔スポーツ 認識・検出〕
○フィールドスポーツの選手識別におけるビデオカメラの計測方法に関する一考察
/関西大学/姜文渊・田中 ちひろ・田中 成典/大阪工業大学/山本 雄平/大阪経済大学/中村 健二
我が国では、2020年の東京オリンピックに向け、スポーツ選手の活躍や競技水準の向上に関する政策が施されている。このような背景の下、ICTのスポーツへの活用、特にGNSSなどの計測機器を用いて、スポーツ選手の位置や移動軌跡を可視化し、パフォーマンスを解析する研究が盛んに行われている。しかし、計測機器は、スポーツにより試合時に選手に装着できない場合がある。そのため、選手の位置や移動軌跡の取得は、画像処理が主な手法である。その手法では、フィールド上の選手を識別し、位置や移動軌跡を算出しているが、オクルージョン箇所における選手の識別精度が低下することより、位置や軌跡を取得できない場合がある。この問題に対して、著者らは、ズーム倍率が異なる複数台のカメラで取得した映像を重畳し、オクルージョン箇所の選手の識別と位置特定の手法を提案している。しかし、この手法では、撮影時の工夫や重畳作業にコストがかかる問題がある。そのため実用性が高い計測方法とシステムが求められている。そこで、本研究では、まず1台のカメラのみでオクルージョン箇所に対応可能な選手の識別と位置特定の手法の限界を明らかにし、最終的に、多視点映像との比較を通して各方法の特徴を整理し、将来的に実用性の高い方法について考察する。

〔認識・検出〕
○マクロ生物学分野における画像認識・識別技術の利用
/鹿児島大学/渡部 俊太郎/京都大学/伊勢 武史
生態学や分類学など個体以上の生物を対象とする「マクロな生物学」において、種の同定は本質的に重要な意味を持っている。このため従来、種同定は専門家の知見と技術に基づいて人力で行われることがほとんどであった。近年になり生物の分布や個体数の情報を高い時空間解像度で取得することに大きな需要が生まれている。しかし、こうした情報は従来の人力による調査で取得することは難しく、種同定の費用、労力面での低コスト化が求めれている。深層学習に基づく畳み込みニューラルネットワークの普及により、大幅な精度向上を見せいている画像認識・識別の技術はマクロ生物学のこうした要請に応える有望な技術になる可能性がある。本稿では近年の近年画像認識・分類の技術革新に焦点を当てつつ、それらが生物の種判別やモニタリングにどの様に応用されているのかに付いて事例を紹介する。その上で、機械ベースの種同定の今後について展望する。

■特集:自動外観検査技術の最新動向
○鍛造部品の曲面形状部を対象とした画像検査システム
/新潟大学/山﨑 達也
鍛造部品の欠陥の有無を判別する目視検査の作業者の負担軽減を目的に、画像処理による欠陥検出手法の開発を行い、小形で可搬性のある検査システムを試作する。特に、これまで困難であった鍛造部品の曲面形状部に適した一連の処理フローを提案し、実際の鍛造部品を用いた実験により精度を検証する。

○高機能金属材料の外観検査システム
/コニカミノルタジャパン(株)
外観検査は単純作業と見られがちだがOK/NGを判断するスキルが必要であり、誰もが安定して行える作業ではない。自動車の製造工程で自動化設備が導入されていく中で、外観検査においても自動化の検討が進んできている。こうした外観検査の自動化要求に対して当社では、熟練の目視に近似した感度を持ち、誰でもOK/NGの判断を可能とする、微細キズ・汚れ評価外観検査システムProMetric Yを提案している。

○今まで写らなかった凹凸欠陥を写し出す撮像技術
/三友工業(株)/篠田 貴宏・今田 宗利
感度良く凹凸欠陥の「キズ」と平らな欠陥の「汚れ」を検出するには、各々に適した照明の当て方が必要だった。ClearShotは、この独立した二つの照射法による撮像を同時に行うことを可能にした新しい撮像技術である。また、ラインカメラの様に連続撮影(スキャニング)することで輝度ムラを抑えた画像を得ることができるため、検査精度が良く安定しているのが特徴である。

○スリット照明を使用した表面欠陥検査ユニットの事例
/バイスリープロジェクツ(株)/菅野 直
表面が鏡面体である“艶あり塗装品”や“メッキ品”の検査に有効なスリット光を1周期シフトさせた画像から欠陥の特徴を強調処理する「SSMM法」を搭載した検査ユニット「SSMM-1R」を使用した外観検査装置の事例を紹介する。

○AIを活用した小型樹脂成型部品の外観検査事例紹介
/(株)Phoxter/林 武
製造業における外観検査自動化の課題に対する解決策として、AIを活用して高精度な検査を短期間に実装できるソリューションを紹介する。小型樹脂成型部品の外観検査例を通して、AI外観検査の適用範囲とその具体的な効果を示す。

■話題の製品と技術
○未知の世界を可視化する高精細SPADイメージセンサ技術
/キヤノン(株)/森本 和浩

■シリーズ
○V-ISARイメージング 6 〜映像情報の新時代を拓く〜
/マシンビジョンライティング(株)/増村 茂樹

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