日工の技術雑誌

光アライアンス 2021年1月号
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Oa2101

光アライアンス 2021年1月号

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■特集:医療現場に貢献する光技術1
○埋め込み型光デバイスと生体接着型ナノシートを用いたメトロノミック光線力学治療
/防衛医科大学校/桐野 泉・守本 祐司/早稲田大学/山岸 健人・高橋 功・武岡 真司/東京大学/天野 日出/京都大学/上本 伸二/東京工業大学/藤枝 俊宣
光線力学療法(PDT)を体内深部臓器がんの治療に適用するには、現行の内視鏡によるアプローチとは異なる発想が必要である。筆者らはこのことを可能にする新しいPDT手法として、生体接着できる無線給電式の埋め込み型光源を用いたメトロノミックPDTを着想し、開発研究を進めている。本稿では、動物を用いた開発研究の概要を紹介する。

○新たな放射線治療法開発の取り組み:放射線力学療法(Radiodynamic Therapy)
/(国研)産業技術総合研究所/高橋 淳子
放射線力学療法(RDT)は、5-アミノレブリン酸(5-ALA)という薬剤を用いて腫瘍細胞選択的に活性酸素を生成させることによりがんの治療を行う、新しい放射線治療法である。本稿では、RDTのメカニズムやこれまでの治療効果の検証等について紹介する。

○低侵襲的がん治療法としての5-アミノレブリン酸を用いた超音波力学療法
/鳥取大学/大崎 智弘/徳島大学/宇都 義浩
5-アミノレブリン酸を用いた超音波力学療法(5-ALA-SDT)の作用機序は、ミトコンドリア損傷によるアポトーシス細胞死の可能性が示唆された。5-ALA-SDTに抗がん剤あるいは抗マラリア薬を併用することで、抗腫瘍効果が増強した。

○術中リアルタイム悪性神経膠腫5ALA蛍光強度定量の新たな課題
/旭川医科大学/安栄 良悟
悪性神経膠腫の5ALA蛍光ガイド下手術では、既に蛍光強度定量化と腫瘍境界部分の指標提示に成功した。しかし、脳室壁蛍光反応のため、切除方向に蛍光強度が上昇する逆転現象が生じるため、次はこの課題に著者は取り組んだ。

○近赤外光線免疫療法のメカニズムの解明
/名古屋大学/佐藤 和秀
近赤外光線免疫療法(Near Infrared Photoimmunotherapy:NIR-PIT)は、最近厚生労働省で承認がおり、今まさに注目をされている光ターゲット治療である。細胞死のメカニズムが従来の細胞死と全く異なることが判明し、手術、放射線治療、化学療法、がん免疫治療に次ぐ、“第5のがん治療”と言われる。本稿では、新規モダリティとして認識さるに至った、本治療のユニークなメカニズムについて紹介する。

○スキャナー搭載型CO2レーザーと皮膚疾患
/富山大学/古川 史奈・三澤 恵・杉田 友里・清水 忠道
CO2レーザーは組織切開、蒸散、凝固、止血が可能で、皮膚科領域では脂漏性角化症、色素性母斑など良性腫瘍の治療に多用されている。本稿では、脂漏性角化症の亜型とされる Dermatosis papulose nigra(DPN)に対して、スキャナー搭載型CO2レーザーによる治療を行い、良好な結果を得られた症例について紹介する。

■特集:OCT(光干渉断層計)の進化と技術動向2
○眼底用OCTの進展
/京都大学/加登本 伸
Optical coherence tomography angiography(OCTangiography:OCTA)は、非侵襲的に網膜血流情報を三次元的に描出する技術である。OCTAはフルオレセイン蛍光眼底造影(fluoresceinangiography:FA)、インドシアニングリーン蛍光眼底造影(indocyanine green angiography:ICGA)と比較して高コントラストに毛細血管を描出ができ、網膜疾患への応用に期待されている。OCTAはFA/ICGAにはないアドバンテージを有しているが、OCTA特有のアーチファクトが存在し、読影には注意が必要である。

■解説
○次世代モビリティへの光無線給電の可能性
/東京工業大学/宮本 智之
光無線給電は、長距離、小型軽量、電磁ノイズ干渉なしという特徴から注目されている。本稿では、小型機器から大型の各種モビリティなどまでの適用が期待される本手法について、最新の研究開発動向から今後の展開の可能性までを紹介する。

○相転移材料を用いたアクティブメタサーフェス
/大阪大学/髙原 淳一
金属・絶縁体転移材料をメタサーフェスに用いることで、誘電率の正負を高速に切り替え、光学特性を大きく変調することが可能となる。本稿では、二酸化バナジウムを用いたアクティブメタサーフェスについて紹介する。

○紫外レーザー用非線形光学材料
/大阪大学/吉村 政志・森 勇介
次世代加工機への搭載が期待されている、深紫外レーザー光源用のホウ酸系結晶の最近の研究開発動向を紹介する。特に、CsLiB 6O10については、大型結晶の開発と、平均出力10Wのピコ秒深紫外レーザーの長期連続運転についても紹介する。

○LEDミニラマンライダーによる窒素・水蒸気・水素計測
/千葉大学/椎名 達雄
LEDライダーは産業用ライダーとして発展した。工場や地下道等、閉所内大気、ダスト等の計測ニーズがあり、そのような空間こそ、小型で扱いやすいライダーの需要が大きい。本稿では、特定ガスによるRaman散乱を計測することを目的とした、LEDラマンライダーの開発について紹介する。

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